■Jimdoを商用利用してみよう!
Jimdo(ジンドゥー)が、かなり「使える」ウェブサイト構築サービスであることは、「何でもやりたいならJimdo」のページで分かっていただけたのではないかと思います。何しろホームページ制作のド素人の僕(しかも文系人間)が、Jimdoで数時間で作ったのがこのサイトなのですから、技術的な敷居がかなり低い、驚異の「使える」サービスであることは間違いありません。しかも先述したように、無料Jimdoプランのサイトですらビジネスに使えるという特色を持った、なかなか他では類を見ないCMSサービスでもあります。
そこで、この特設ページ(笑)では、もうひとつ話をすすめて、「商業ホームページ運営で一旗あげる」を究極の目標に、商用利用におけるJimdo活用術を考えていきたいと思います。
以下、メニュー。
■一歩上を行くJimdoの商業利用を目指そう
■ショーバイは決済!Jimdo&PayPalで構築するショップの作り方
■ショーバイは決済!Jimdoでクレジットカード決済導入はどうする?
クレジットカード以外では旧来的な決済方法も選択可能
例えば銀行振り込みだけとか、代引きのみとか、あるいはその両方だけで商用サイトを構築することもJimdoでは可能です。要するにクレジットカードやPayPalを必ず利用する必要はありません。
PayPal(=クレジットカード)以外のJimdo商用サイトにおける決済方法は以下になります。
○請求書を発行して代金を回収
○代金引換
○銀行振り込み
○メールによる確認連絡
(これはシステムによる決済方法ではなく、お客様からの注文の確認
Jimdo側に用意されてない決済方法
「郵便振替」という項目はありませんので選択できません。ただし、決済方法の選択肢で「銀行振込み」と表示される部分は書き換え可能になっています。ですからそこを「郵便振替の場合」などの記載に変更し、振替口座を記入し、その口座に顧客から振込みして頂くことは可能です。要は使いようです。
また、「請求書を発行」を選択しますと、ご注文後に請求書を発行することも可能です。その際にお振込み先の情報を提示する方法もあります。
■手数料など、売上から差し引かれる費用にはどんなものがあるのか?
○Jimdoの販売手数料について
現在、販売手数料 の無料期間は2011年 9月30日まで無料になっていますが、以降についてのJimdoプラン別手数料は、
・JimdoFree:商品売価に対し10%の手数料が発生。
・JimdoPro:商品売価に対し5%の手数料が発生。
・JimdoBussiness:ショップ手数料は発生せず。
となっています。
ちなみにJimdoによればこの販売手数料の無料キャンペーンは好評だそうでして、無料キャンペーン終了と何回もアナウンスしつつも、その後延期延期の連続で今日に至っています。
これからも無料のままだと非常に嬉しいですね(笑)。
○PayPalの手数料について
手数料のレートはPayPalとの取引金額の段位によって4段階に分かれており、2.9%から3.6% + \40 JPY(日本円)となりますが、PayPal口座開設当初は3.6% + \40 JPYが標準レートに設定されています(日本国内レート)。
詳しくはこちらのPayPalの手数料に関するページをご確認ください。
https://www.paypal.com/jp/cgi-bin/webscr?cmd=_display-fees-outside
また、上記に加え、PayPalでは、購入者からの入金をサイトオーナーが銀行口座で引き出す際に、手数料が別途かかります。
50,000円以上を引き出す場合は無料、50,000円未満を引き出す場合は、250円の手数料が差し引かれます。
詳細は以下のページに記載があります。
https://www.paypal.com/jp/cgi-bin/webscr?cmd=_display-withdrawal-fees-outside
なお、PayPal以外の決済方法でもサイトオーナーに対し手数料がかかる場合があります。たとえば物販の場合、配送業者の代引きサービスなどを利用すると、当然配送業者の所定の手数料がかかります。
また、それ以外にも送料は必ずかかわってきます。
ほかにも銀行振込での決済の場合、時間帯によっては所定の引き出し手数料がかかります。
■具体的にサイト運営側の最終利益はいくらになるの?
上記のような手数料に関し、ここで具体例を挙げてまとめましょう。
10,000円 ・・・商品価格
400円(3.6%+40円) ・・・PayPalへの手数料
8,600円・・・実際のサイトオーナーの利益(2011/10/1以降)
<JimdoProの場合>
10,000円 ・・・商品価格
500円(5%) ・・・Jimdoへの手数料(2011/ 9/30まで無料)
400円(3.6%+40円) ・・・PayPalへの手数料
------------
9,100円・・・実際のサイトオーナーの利益(2011/10/1以降)
<JimdoBusinessの場合>
10,000円 ・・・商品価格
400円(3.6%+40円) ・・・PayPalへの手数料
------------
9,600円・・・実際のサイトオーナーの利益
となります。
■意外に使える!ビジネスJimdo裏ワザ集
ファビコンをオリジナルのものに変えておこう
■お客様が決済時に戸惑わないようにする~たいへん重要な要素
■お客様にとってJimdo注文~PayPal決済画面は分かりやすいか?
商売全般に言えることですが、何よりも大切なのはサイト構築でも何でもお客様の視点に立って行うことです。そうでなければ自己満足の世界になってしまいますし、成果も出にくいでしょう。
ということでJimdo商用サイトの注文ページからPayPal決済への流れを客観的に見ると、お客様に対する分かりやすさは残念ながらイマイチだと思います。僕がこう考える理由はずばり、PayPal側にあります。PayPalではどーも日本語訳が英語直訳的にカタイのと、訳語の選択が今風でない割りにはあまり一般的でないカタカナ横文字も多く使われており、全体としてわかりづらいのでは?と思っています。まぁ2~3年前よりはPayPalの日本語もだいぶこなれた感じでマシになりましたが、ハリウッド映画に出てくる変てこジャパンみたいな感じがまだ少しするのです(ま、ハリウッドの日本描写の方は最近はマシになってきましたが・・・笑)。
そこで、PayPalの決済画面でお客様の戸惑いを少なくするため、不肖わたくしめ(恥ずかしながら告白すると一応TOEIC655点)が、PayPal画面を補足するナビゲーション図を作ってみました。汎用性と言葉の正確性に気をつけて作成しましたので、もしこの出来栄えでよろしければ、ダウンロードしてご自由にお使いになってください。
なお、この画面説明図は2011年8月現在のPayPal画面を元に、筆者(石王)が独自に制作したものです。また、この図版使用に伴い、使用者(サイトオーナー)、利用者(該当サイトを通じた購入者)の双方またはいづれかに不利益が万が一生じた場合、当方にその責任は無いことをあらかじめご了承ください。あんまり堅苦しいことは言いたくありませんが念のため。よろしくお願いいたします。